布ボールの作り方(五角形の布で作るver.)

今回の手作り作品は、『布ボール(五角形の布で作るver.)』です。ボールの中には、綿とプラスチック製の鈴を入れています。布製で柔らかいボールなので、当たっても痛くありません。鈴入りで音が鳴るから、赤ちゃん、子供、犬や猫などのおもちゃに良いと思います。

この布ボールは、「端切れの布」をつなぎ合わせて作っています。端切れだと、布の色や、柄の組み合わせ方によって、いろんなパターンのボールが作れます。

布のボール

端切れというのは、手芸でバッグやポーチなどを作っていると、いつの間にか増えてくるものです。あなたの家にも、「小さいけど、もったいなくて捨てられない端切れの布」がたくさん眠っていませんか?

この布製ボールは、そういう端切れの布の有効活用にもなります。いろんな端切れを組み合わせて、「自分だけの布ボール」を是非作ってみてください。

材料

布は、正五角形のものを12枚用意します。(縫い代込み。)

五角形の布

ボールの中に入れる詰め綿は、約43g。(一辺4.5cmの五角形の場合。)

今回作る布ボールや、クッションなどに入れる綿は、「手芸綿(手芸わた)」という名前で売られています。手芸屋さんだと、ぬいぐるみやクッション作りのコーナーに行けば、置いていると思います。

詰め綿

プラ鈴は、1個です。(赤ちゃん用のおもちゃなどに入っているプラスチック製の鈴です。これも手芸屋さんで入手できます。)

プラ鈴

布ボールを作るのに必要な、正五角形の型紙はこちら。

正五角形の型紙

布ボールの作り方

1. 布同士を中表で縫い合わせて、縫い代を割ります。(中表とは、布の表側同士を合わせて重ねることです。)

布同士を縫い合わせる

2. そこに、あと4枚の布を加え、同じように中表で縫い、縫い代を割ります。

残り4枚も同様に
お椀型にする

3. 残った6枚の布で、同じものを作ります。

残り6枚の布で同じものを作る

4. これで6枚縫い合わせたものが2つ出来ました。今度は、その出来上がった2つのパーツ同士を、中表で縫い合わせます。(返し口用に1辺を開けておく)

返し口を残して縫い合わせる

5. 返し口から表に返します。

表に返す

6. 返し口から綿を詰め、プラ鈴を入れます。

ボールに綿と鈴を入れる

7. 返し口をとじます。これで布のボールが完成です。

布ボール完成

この作品の動画版はこちら。

布ボールの作り方(五角形の布で作るver.) – YouTube