額縁仕立ての縫い方
今日のソーイングトピックは、『額縁仕立ての縫い方』です。額縁仕立て(額縁縫い)とは、角の継ぎ目がちょうど45度になるように、布同士をつき合わせる縫い方です。
ハンカチやランチョンマット、テーブルクロスなどは、生地を切りっぱなしにしておくと、端からほつれてきます。なので、額縁仕立てで生地の縁を始末するのです。(始末=布がほつれないよう処理すること。)
布の縁を始末する方法としては、「三つ折り」もありますが、四角の生地に三つ折りをすると、四隅が分厚くなってしまいます。その点、額縁仕立てなら、四隅がそれほど分厚くならず、スッキリとした見た目になります。
ハンカチやランチョンマットなどは、額縁縫いで作ると、既製品のような仕上がりになるのでオススメです。
文章で書くと難しそうな感じがしますが、額縁仕立てのやり方自体は簡単なので、是非やってみてください。
額縁仕立てのやり方
布の縁を1cm折り返した後、角の部分を45度で三角に折ります。
折り目をつける時は、アイロン定規を使うのがオススメです。折り目がキッチリつきますし、仕上がりもきれいになります。
そしたら今度は、その45度の折り線から縁に向かって垂線を引き、その線の上を縫います。
で、縫ったら、余分な縫い代をカットします。
カットした後の縫い代は、アイロンで割っておきましょう。
ここまで出来たら、布を引っくり返し、角を出します。(ピンセットを使うとやりやすいです。)
あとは、全体にアイロンをあて、際(きわ)にステッチを入れます。これで額縁仕立ての完成です。
動画版はこちら。
額縁仕立ての縫い方 – YouTube
小物作りに使えるソーイングテクニックのまとめ
メタルファスナーの付け方
ペタンコポーチ(マチ無しのフラットタイプ)を例に説明します。
フラットニットファスナーの付け方
薄くて軽いので、小物作りに向いているファスナーです。カラーバリエーションも豊富。
接着芯の貼り方
生地にハリを持たせる接着芯。アイロンでの貼り方を解説します。
アイロン定規の作り方
生地に折り目を付けるのに使います。アイロンの熱にも耐えるよう、厚紙で作ります。
ファスナーの端の処理(始末)
メタルファスナーの場合は、ファスナーテープに厚みがあるので、端を始末するのがオススメです。ポーチなどが作りやすくなります。
ファスナー端にタブをつける
ファスナーの端を外に出す時の始末の仕方です。ファスナー付きのトートバッグや、ワイヤーポーチを作る時に役立ちます。
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