袋縫い(ソーイング用語&テクニック)

袋縫いは、布端の始末に使われる縫い方の一種で、薄い布や透ける布によく使います。 包み込むような縫い方なので、布端がほつれてきません。が、縫い代に厚みが出るので、厚地には不向きです。

袋縫い

袋縫いのやり方

2枚の布を外表に重ね、端から3mmくらいのところを縫います。

布2枚
外表で重ねる
端から約3mmをミシンで縫う
端を縫ったもの
3mmラインのアップ

縫えたら、布を広げ、アイロンで縫い代を片側に倒し、

表を上にして布を広げる
縫い代を片倒しにする

布を中表に重ねます。

布を中表に重ねる

それから、ミシンで出来上がり線を縫います。

出来上がり線
ミシンで縫う
袋縫いしたもの

仕上げにアイロンを当てておくと、縫い代が落ち着きます。

縫い代にアイロンをあてる
袋縫い:裏
袋縫い:表

『袋縫い』の動画はこちら。

袋縫い(ソーイング用語&テクニック)- YouTube

小物作りに使えるソーイングテクニックのまとめ

メタルファスナーの付け方

ペタンコポーチ(マチ無しのフラットタイプ)を例に説明します。

フラットニットファスナーの付け方

薄くて軽いので、小物作りに向いているファスナーです。カラーバリエーションも豊富。

接着芯の貼り方

生地にハリを持たせる接着芯。アイロンでの貼り方を解説します。

アイロン定規の作り方

生地に折り目を付けるのに使います。アイロンの熱にも耐えるよう、厚紙で作ります。

ファスナーの端の処理(始末)

メタルファスナーの場合は、ファスナーテープに厚みがあるので、端を始末するのがオススメです。ポーチなどが作りやすくなります。

ファスナー端にタブをつける

ファスナーの端を外に出す時の始末の仕方です。ファスナー付きのトートバッグや、ワイヤーポーチを作る時に役立ちます。