バイアステープのつけ方(直角編)

今日のソーイングテーマは、『バイアステープのつけ方(直角編)』です。

how to sew the bias tape

使う布とテープ

バイアステープで縁取る布は、8cm×8cmの大きさ。
テープは、2.8cmの幅のものを4つ折り。長さは、約35cm(1辺8cm×4+余裕分3cm程度)です。

布
バイアステープ

バイアステープは、片端を1cm程度折り返し、上下を斜めにカットしておきます。

バイアステープの下準備

布をテープで縁取る

布とテープを中表に重ね、テープの折り目に沿って”しつけ”をかけていきます。

バイアステープの縫い始め

で、角まで来たら、縁に沿うようにテープを2回折り返します。

角の縫い方

ここまで縫ってきたしつけは、角で一旦まとめます。あと、本縫い端に印をつけておきます。

しつけを一旦まとめる

それが済んだら、テープの重なり部分を折り返し、次の角まで、またしつけを縫っていきます。

しつけ縫い再開

しつけが済んだ角はこんな感じになってます。

しつけ済みの角
テープを直角部分に沿わせる

次の角も、やり方は先ほどと同じ。テープを折り返して縁に沿わせます。

バイアステープの沿わせ方

残り2つの角も同様です。

しつけが終わったテープは、両端を1cmほど重ね、余分をカットします。

バイアステープの両端を重ねる

ミシンでの本縫いは、4つの辺を1つずつ縫っていきます。
しつけの時に付けた印に針を刺し、折り目の少し外側を縫います。(縫い始め&縫い終わりは返し縫いをする。)

1つの辺が縫えたら、残り3つの辺も同様に仕上げます。

全て縫い終わったら、しつけを外し、テープを裏側に返します。
(表側を縫う時に、折り目の外側を縫っているので、縁取り幅は表より裏の方が広くなる。
つまり、テープを折り返すと、表からの縫い目が隠れる。)

バイアステープで布をくるむ

あとは、テープのきわにしつけを打ち、ミシンでステッチをかければ、縁取りの完成です。
(テープがピタッと沿わない場合は、アイロンをかけながらやるとよい。)

テープの縫いつけ完了

今回のテーマの動画版はこちら。

バイアステープのつけ方(直角編)- YouTube

小物作りに使えるソーイングテクニックのまとめ

メタルファスナーの付け方

ペタンコポーチ(マチ無しのフラットタイプ)を例に説明します。

フラットニットファスナーの付け方

薄くて軽いので、小物作りに向いているファスナーです。カラーバリエーションも豊富。

接着芯の貼り方

生地にハリを持たせる接着芯。アイロンでの貼り方を解説します。

アイロン定規の作り方

生地に折り目を付けるのに使います。アイロンの熱にも耐えるよう、厚紙で作ります。

ファスナーの端の処理(始末)

メタルファスナーの場合は、ファスナーテープに厚みがあるので、端を始末するのがオススメです。ポーチなどが作りやすくなります。

ファスナー端にタブをつける

ファスナーの端を外に出す時の始末の仕方です。ファスナー付きのトートバッグや、ワイヤーポーチを作る時に役立ちます。