ストライプ柄のワークキャップ：作り方
今日の手作り作品は、『ストライプ柄のワークキャップ』です。
材料
表地側のクラウン（頭にかぶる部分）部分のトップを1枚。（縫い代込み、裏に接着芯を貼る。）
接着芯を貼ると、生地にハリが出て、帽子が型崩れしにくくなります。
https://www.jewel-track.com/post-627裏地側のクラウン部分のトップを1枚。（縫い代込み。）
表地側のクラウン部分のサイドを2枚。（縫い代込み、裏に接着芯を貼る。）
裏地側のクラウン部分のサイドを2枚。（縫い代込み。）
ブリム（帽子のつばの部分）用を2枚。（縫い代込み。）
つばの形を保持するためのブリム芯（ポリ芯、つば芯ともいう）を1枚。これはブリムの生地を縫い合わせた後、中に入れるので、「裁ちきり」です。（裁ちきり＝縫い代不要という意味。）
2.5cm×64cmのサイズテープを1本。サイズテープは、手芸屋さんに行くと帽子用のものが売っているので、それを使うのがオススメです。
このワークキャップの型紙はこちら。
表地側のクラウンを作る
1. サイドクラウン2枚を中表で縫い合わせます。（中表とは、布の表側同士を合わせて重ねること。）
2. 縫い代を割って、ステッチを入れます。
3. サイドとトップを中表で縫い合わせます。（アイロン両面接着テープを使うのがオススメです。テープで仮止めしておくと、縫う時にズレにくくなります。）
裏地側のクラウンを作る
裏地側のクラウンも、作り方は表地側のクラウンと同じです。
ブリム（帽子のつばの部分）を作る
1. ブリム用の布を中表で縫い合わせます。
2. 縫い代に切り込みを入れ、表に返します。
3. ブリム芯を入れ、縁にステッチを入れます。
帽子に仕立てる（ワークキャップを仕上げる）
1. 表地側のクラウンと、裏地側のクラウンを外表に重ね、縫い合わせます。（外表とは、布の表側を外にした状態で、布同士を重ね合わせること。）
2. クラウンとブリムを中表で縫い合わせます。今回は、ここが一番の難所です。「しつけ縫い」を細かくしても、普通の家庭用ミシンだとかなり縫いにくく、型崩れするかもしれません。それも、まあ、「手作りならではの味かな」と、私は思うことにしてます。
3. 帽子のかぶり口にサイズテープをつけます。ここも、ブリムの縁を縫うことになるので、結構縫いにくいと思います。しつけ縫いをしっかりして、縫いズレを最小限に抑えるようにしましょう。
4. サイズテープを帽子の内側へ折り、かぶり口にステッチを入れます。これでワークキャップは完成です。
この作品の動画版はこちら。